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Oracle iPlanet Web Server 7.0 は、動的および静的なコンテンツを提供する、非常にスケーラブルでセキュアなハイパフォーマンス Web サーバーです。ドメインの仮想化、構成の多様性、および堅牢なセキュリティー機能により、より高品質なサービスを提供します。

機能

スケーラビリティーとパフォーマンス
Oracle iPlanet Web Server 7.0 は、32 ビットまたは 64 ビットモードで実行可能なマルチスレッドでマルチプロセスのアプリケーションであり、動的でセキュアなコンテンツに対して優れたパフォーマンスを実現し、またマルチコアの CMT (Chip Multithreading) システム上で 100,000 を超える同時接続を可能にする卓越したスケーラビリティーも提供します。

サーバー管理
管理インタフェースにより、仮想サーバーの詳細な制御、頻繁に使用するタスクへのすばやいアクセス、および統合クラスタ管理を、使いやすさを犠牲にすることなくブラウザベースまたはコマンド行ベースのインタフェースから行えます。コマンド行インタフェースは、包括的かつセキュアで、スクリプトの使用が可能であり、リモートで操作できます。JMX ベースの管理インフラストラクチャーと N1 SPS (Service Provisioning Service) により、Web サーバーファーム全体でリアルタイムの監視とライフサイクル管理をしながら分散配備ができます。プロセスに対するほとんどの一般的な管理タスクでは、再起動の必要はありません。

クラスタサポート
組み込みのクラスタサポートにより、Web Server のクラスタの監視と管理、およびピアツーピアのインメモリー Java セッションレプリケーションができます。

多様なパターンマッチング
正規表現の完全なサポートにより、パターン、多数の環境変数、複雑なアプリケーション URI のマスキング、および大規模なホスティング環境に基づいて、要求の多様な処理が可能です。

Java Web コンテナとセッションフェイルオーバー
Java Servlets 2.5、JavaServer Pages (JSP) 2.1、JavaServer Faces (JSF) 1.2、JSTL (JSP Standard Tag Library) 1.2、Java Web Services Developer Pack (JWSDP) 2.0、OASIS Message Security などの、ハイパフォーマンスでインプロセスの Java EE 5 準拠の実装。インメモリーのセキュアなデータレプリケーションによる軽量セッションフェイルオーバーにより、サーバーの再起動に対するセッション持続性を実現します。NetBeans 5、Java Studio Enterprise 8.1、および Creator Developer Tools との統合により、Java Web アプリケーションを簡単に開発、デバッグ、および配備できます。

WebDAV による公開とファイル管理
WebDAV サポートにより、業界標準のツールを使って、コンテンツの管理と Web Server への公開が簡単にできます。Oracle iPlanet Web Server 7.0 は、ネイティブのアクセス制御リスト (ACL) を、WebDAV 関連の WebDAV ACL に加えてサポートしています。

HTTP 圧縮
データをユーザーエージェントに送信する前に圧縮することにより、管理者は帯域幅を節約し、サイトのパフォーマンスを向上させることができます。データは、MIME タイプ、パス、クライアント、ユーザーエージェントなどで圧縮できます。

メソッドの自動修正
ユーザーエージェントが、セキュアでない接続を示す URL を暗号化用に構成されたポート番号に対して偶発的に指定した場合、URL はそのポートの正しい URL メソッドに自動的にリダイレクトされます。

 

仮想サーバーサポート
数千ものドメインを 1 つの Web Server プロセスから提供することができます。仮想サーバーごとに独自の IP アドレス、ポート、ドキュメントルート、設定、ログファイルなどを持たせることができます。

コンテンツフィルタ
NSAPI フィルタにより、開発者および管理者はアプリケーションロジックを使用して、要求と応答および応答ヘッダーとペイロードをリアルタイムで変更できます。

データ暗号化とセキュリティー
高度なアクセス制御リスト (ACL)、柔軟なスキーマサポートを備えた組み込み LDAP (Lightweight Directory Access Protocol)、SSL (Secure Socket Layer) v2 および v3、TLS (Transport Layer Security) 1.0、および最先端の ECC (Elliptic Curve Cryptography) を使って、リソースをセキュリティー保護できます。最大 4k の鍵サイズを使用することができ、自己署名証明書を簡単に生成できます。Solaris 10 Cryptographic Framework との統合により、NCP (Niagara Cryptographic Framework) などの機能を使用できます。JKS フォーマットで保存される証明書と鍵のインストールをサポートしたことにより、証明書と鍵を簡単に共有できます。証明書失効リスト (CRL) の動的な更新により、PKI 管理とサービスの高可用性に関する要件を組み合わせることができます。

一般的な脅威からの保護
クロスサイトスクリプティング、URI に対する分散要求攻撃、IP アドレスからの過度の要求などの一般的な攻撃からの保護が組み込まれています。

統合検索エンジン
組み込みの検索エンジンには、一般的なドキュメントタイプですぐに使える強力な検索ソリューションが用意されています。

Integrated Reverse Proxy
完全に統合された逆プロキシユーザーエージェントにより、Oracle iPlanet Web Server 7.0 は、すべての一般的なアプリケーションサーバーを含む他社製の元の HTTP サーバーの HTTP エンドポイントとして動作します。

FastCGI サポート
FastCGI プロトコルのサポートにより、プロセス外の構成で他社製のテクノロジを効率的に使用できます。FastCGI は一般に、大幅なパフォーマンスの低下を招くことなく他社製のコードを実行するために使用されます。

堅牢な移行ツール
統合された移行ツールにより、既存の Sun Java System Web Server 6.x サーバー構成を簡単に移行できます。


マニュアルと役立つリンク
製品マニュアルには、Web Server リリースノート、プログラマ向けガイド、インストールガイド、および管理ガイドが含まれています。

Oracle iPlanet Web Server の Web ページでは、製品情報、アドオン、および技術情報を見つけることができます。

Oracle Technology Network には、Oracle のすべての製品とテクノロジに関する開発者向けの有用な情報が記載されています。Oracle の最新の開発情報とテクノロジを探すことができます。

販売担当へのお問い合わせでは、ライセンス、技術サポート契約、およびメディアキットを購入できます。

技術サポートへのお問い合わせでは、Oracle iPlanet Web Server 7.0 を使用するときのサポートを受けることができます。

Oracle iPlanet Web Server コミュニティーフォーラムは、Oracle iPlanet Web Server のユーザーと開発者向けに公開されている集いの場です。
 

 


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